サイト閉鎖後もバックリンクが増え続けてるドメインは要注意

オールドドメインを探していると、ウェイバックマシンなどで見てる限りサイトが閉鎖されているのにも関わらず、バックリンクが増え続けているドメインがあります。
これは、素晴らしいサイトだったため自然にリンクが増えている場合もありますが、実際はほぼスパム行為を働いている場合が多いです。

サイト閉鎖後もバックリンクが増えているケース

これはほぼすべてリンク生成のスパムだと考えて間違いないです。
ウェイバックマシンで調べてみて、明らかにサイトが閉鎖して404ページなっていたり、ドメインパーキングのページになっている期間にマジェスティクやエイチレフスでバックリンクが増えている傾向があれば、その中古ドメインを取得しても、サーチコンソールに登録したとたん手動ペナルティにあたる可能性があります。

ウェイバックマシンでサイトが終了したタイミングを調べる

ウェイバックマシンでサイトが閉鎖されたおおまかな期間は調べることができます。
404ページがキャプチャされていたり、ドメインパーキングに切り替わったタイミングが閉鎖の目安になります。

マジェスティックで過去90日間のバックリンクの増え方を見る

マジェスティク等でバックリンクが増えた期間とサイトが閉鎖された期間を照合してみて、疑わしいリンクが無いかチェックします。

バックリンクを一つひとつ査定

ここまでクリア出来たら、可能な限りバックリンクを精査してゆきます。
バックリンク参照元URLのトラストフローを見てもいいですし、実際にアクセスしてみてサイトの品質を確かめることも大事です。

とりあえずここまで見ておけばペナルティの確率は結構下がる

上記の手順で疑わしいバックリンクを多く持つオールドドメインは購入対象から外せたと思います。
ペナルティが有るか無いかより本当はSEOに効果があるかを査定しなきゃいけないのですが、まずはペナルティドメインを買ってしまってロスを出さないということが、経済的にも大事なことなんじゃないかと思います。
どうせ、ペナルティ付きのドメインで被リンク対策しても効果は良くてもゼロ、多くの場合はマイナスでしょうから、まず危険なドメインに手を出さないということが重要です。



オールドドメイン買い方の基礎知識

オールドドメインを購入するにあたって、買い方は専門販売店で買うしかないと思ってませんか?
実はSEO価値のあるドメインの購入は多くの方法があるので、一般的な購入方法を紹介します。

ドロップキャッチ

ドロップキャッチやバックオーダーなどという用語の解説は人によって微妙に異なるのですが、僕が正しいと思う説明です。
ドロップキャッチは読んで字のごとく、ドロップ(期限が切れて解放)されたドメインをキャッチ(再取得)する購入方法です。

これは、ドロップ可能なリストを入手する必要があるのが難関ですが、リストを抽出してくれるexpireddomains.netなどのツールを使って取得可能です。

しかし、本当の意味でのドロップキャッチはレジストラのデータベースにアクセスしてドロップリストを先に入手し、再取得してくものですから、基本的にはレジストラと組むなど、仕入れルートを確立させる必要があります。

バックオーダー

ドロップキャッチとほぼ同義語とされるケースもありますが、僕の場合はドロップキャッチをレジストラや専門業者に依頼することとしています。
ある程度大手のドメインレジストラであれば、サービスメニュー中にバックオーダーが含まれていて依頼できるケースもあります。
依頼が重複することもあり、100%取得できるというものではありません。

専門業者から購入

SEO目線で査定されたドメインやプレミアムな名前のドメインを販売している業者から購入することです。
失敗するリスクはある程度減らすことができますが、最大のデメリットは手数料が上乗せされて、高額になりがちなことです。
かと言って3000円くらいで売られているドメインもありますが、SEO対策としてなら僕は使わないレベルのものもあります

海外オークション会場で落札

GoDaddyやNameJetなど海外オークションに参加してプレミアムな名前のドメインを落札・購入することができます。
この場合、品質は優れているケースが多いですが、オークション形式なので高額になったり、海外取引特有のトラブルが起こりやすかったり、初心者には若干ハードルが高めかもしれません。

譲渡・エスクロ―経由

これは単純に「そのドメインもらえますか?」とサイト運営者に持ち掛けることです。
基本的には難しい手法になるかと思います。

エスクロ―とは売買の仲介に入る業者を経由して購入することで、Sedoなどが有名です。
エスクロ―であれば、ドメインを売りたい人が集まるのでそれなりに買いやすいまたは売りやすいです。

以上が一般的に知られているオールドドメインの購入方法です。
例えばGoDaddyのオークションであれば即決オークションでも結構良い中古ドメインが見つかるので、チャレンジしてはいかがでしょう。



世界最大規模のGoDaddyが意外と日本を意識している

ドメインレジストラで世界最大規模といえばゴーダディ(GoDaddy)でしょう。
日本で使おうとすれば、可能ではあるが海外サービスということもあって敬遠していた人もいたかもしれませんが、これが意外と日本マーケット向けに整備されていることを知っていましたか?

サイトが日本語対応している

あまり知られていないかもしれないですがゴーダディは日本語対応しています。
若干機械翻訳的に理解しにくい個所もありますが、結構大丈夫です。
しかも、日本に限らずですが、サイトデザインも日本用のが用意されています。

決済も円

基本海外レジストラはドル決済が多いように思えますが、円決済も選択できるため、社内でドメインを買う人などは意外に助かるのではないでしょうか。

電話サポートも日本語対応

さすがに電話サポートまで日本語ではないと思いましたが、これが日本語対応をしています。
サポート窓口の方は日本人ではなさそうですが、特に困ることもなく親切に日本語で対応してくれます。

ドメインオークションへの参加が簡単

ドメインアフターマーケットへの参加が昔に比べると敷居がだいぶ下がりました。
SEOに価値のあるドメインやプレミアムな名前のドメインを販売業者を介さずに購入することも可能です。
しかしながら海外企業のサービスであることに変わりはなく、海外取引特有のリスクはあるので、ある程度慣れている人におすすめです。

ドロップキャッチドメインより質のよいドメインが売られていることが多い(ただし高価)ので、ぜひトライしてみてはいかがでしょうか。



被リンク調査ツールベスト3選

自分のサイトやオールドドメイン調査に欠かせないのが「被リンク」の調査です。
何かしらのツールを使って調査することができますが、僕が実際に使いやすく、正確なツールだと思ったものを紹介します。

1位 MajesticSEO(基本有料・一部無料)

マジェスティックはイングランド発のツールで被リンクを調査するのに長けています。

やはり一位になる要因としては、TF(トラストフロー)、CF(サイテーションフロー)のスコアが当てになるという点です。
Googleページランクが表向き消えた今、代替のスコアを1つ選ぶとしたらTFにすると思います。
ほかのツールに比べて、バックリンクを受けたページURLごとの数値が正確だと感じます。例えば、HTTPSやwww有り無のしごとの被リンク数などです。

2位 ahrefs(基本有料・一部無料)

2位はエイチレフスです。

最近、日本の公式代理店のahrefs.jpがリリースされたようで、日本でも有名なツールとなっています。
一番新鮮なバックリンクを見たい場合、このエイチレフスが最もクロール回数が多くフレッシュだと考えられます。
機能も豊富ですが、エイチレフスが定めるahrefsランクの正確性に少し疑問があって2位となりました。

なるべく正確なバックリンクを調べたい場合、一番お勧めできるツールです。

3位 SEOMoz(基本有料・一部無料)

モズはマジェスティックとエイチレフスと比較すると機能が控えめでさっぱりしている印象を受けますが、バックリンク情報の精度も低くなく、独自のスパムスコアというスパム度を表した数値もオールドドメインの安全性を測るうえで役に立つ場面もあります。



買ってはいけないオールドドメインの特徴

オールドドメインはしっかり選定すればSEOに高い効果を発揮できますが、なにも考えずにスコアの高さだけ見て購入してしまうと、悪質なドメインにあたってしまう可能性が高いです。
日本向けの中古ドメイン販売店であっても、海外オークションであっても同じことです。

オールドドメインの選び方

基本的には良いドメインというのは過去のサイトが運用されていて、そのサイトの価値が多くの自然なバックリンクを集めていたり、過去の検索順位を引き継ぐ特性があるものです。

しかしながら、都合よくプラスの面だけを引き継ぐわけではなく、マイナス評価ももれなく引き継ぎます
代表的なのは過去の運用サイトがスパムを働いていた場合、手動ペナルティの「悪質なスパム」を引き継いでしまったりと、時間の節約のはずが逆にペナルティ解除に時間を無駄に使うことになります。

他には「ハッキングされたサイト」「不自然な発リンク」など過去サイトが疑わしい行為をしていた場合、ペナルティを受けることになります。

さらに厄介なのが、数ある被リンク調査ツールなどドメインの評価ができるツールのスコアでは現状見抜くことが不可能に近いです。

また、目に見える形でペナルティを受けていなくても、低品質なサテライトサイトに何度も使いまわされている場合やドメインパーキングのページが長い場合も疑わしいドメインとなり、SEO価値はそれほどあるとは考えられません。

やはり過去の運用履歴や獲得したバックリンクの査定を時間をかけてやるべきです。
逆に時間をかければ高確率でごみドメインを手にしなくて済みます。

買ってはいけない特徴

簡単に一言で言ってしまえば、まともなサイトで過去に運営されており、コンテンツが評価されてナチュラルリンクを獲得しているものが購入対象のドメインになるわけですが、まずは購入対象から外すべき指標について紹介します。

  • 見るからに価値の無さそうなサテライトサイトだった場合
  • 中国語・ロシア語・ペルシア語や見たこともない言語だった場合
  • ドメインパーキングの期間が1年以上ある場合
  • ウェイバックマシンでアーカイブが残されていない場合
  • 何のサイトか理解できない場合
  • バックリンクがついてない場合
  • リンク集だった場合
  • ECサイトだった場合

上記に該当するからと言って100%ダメだというわけではないですが、これらが安全かどうか調べる暇があったら、早く次の候補ドメインの調査をしたほうが効率的というだけの話です。

上記の中でも特にECサイトなどのように営利目的のサイトだった場合、中途半端な被リンク対策を施しているケースは多くみられます。

やはりMajesticやahrefsのような被リンク調査ツールでバックリンクを精査すること、ウェイバックマシンで過去サイトを自分の目で見て確かめることが最も大切だと考えられます。